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第15回検討委員会「基本調査」結果報告要旨

第15回検討委員会(平成26年5月19日開催)で報告いたしました内容の要旨と、報告に対する各検討委員からのコメントを掲載いたします。

問診票の回答率

従来の「問診票」(以下 「詳細版」という)に加えて、平成25年11月に「問診票‐簡易版‐」の配付を開始しました。主な配布先は、詳細版において回答がない「甲状腺検査」対象者の方です(但し、避難地域等にお住まいだった方を除く)。その他、各市町村窓口での配付や、ご要望のあった方への郵送にて対応しております。

平成26年3月31日現在、簡易版により44,191人(注1)から回答が寄せられました。これにより回答率は全体で2.1%増加し、25.9%となりました。

簡易版導入の効果により、県南地区が20%台になるとともに、回答率が低かった会津・南会津地区においても、それぞれ19.5%、18.2%まで上昇しました。また、45%台に達した相双地区においては、50%を越えている市町村が8つとなっています。

基本調査問診票 回答状況 (H26.3.31現在)
対象者数 2,055,585 -
回答数 詳細版 487,855 23.7%
簡易版(注2) 44,191 2.1%
532,046 25.9%

※回答率は、回答数の区分ごとに端数処理

(注1) 簡易版の回答数は速報値です。随時、回答内容を精査した結果、詳細版で回答いただく必要のある方が含まれている可能性があるため、確定数値ではございません。

(注2) 発送(約25万)、市町村窓口(約6千)、希望配布(約2千)に対する回答率は約17%

実効線量推計結果の状況

累計481,420人の推計を行い、そのうち放射線業務従事経験者を除く471,565人の推計結果は、県北・県中地区では約90%の方が2mSv未満でした。県南地区では約91%の方が、会津・南会津地区では99%以上の方が1mSv未満となり、相双地区は約78%の方が、いわき地区でも99%以上の方が1mSv未満となっています。

全県調査(先行調査+全県民調査)外部被ばく実効線量推計状況 (H26.3.31現在)

県調査(先行調査+全県民調査)外部被ばく実効線量推計状況 (H26.3.31現在)

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回答率の向上活動

基本調査は、今後の健康管理の基礎資料であり、震災直後からの4か月間の外部被ばく線量を知る唯一の機会です。また個人の行動により推計値が異なるためお一人お一人の記入が必要になります。

回答率向上に向け、市町村等と連携を図りながら各種の取り組みを展開しています。
平成25年度の主な取り組みとしては、昨年の6月より 「甲状腺検査」出張説明会において、基本調査(問診票)提出の啓発や 「出前書き方説明会・相談会」の開催を呼びかけるとともに、甲状腺検査会場での「書き方相談コーナー」設置による問診票の提出促進を業務委託等で実施しています。

平成26年度においても、甲状腺検査会場における書き方支援事業を継続するとともに、新たに市町村施設への「書き方相談コーナー」設置等、引き続き、対面式での記入支援要望に合わせた事業展開を中心に、回答率向上に努めてまいります。

検討委員の皆様からのコメント

回答率は、どれくらいまでの率を目標にしていくのか

→基本調査の趣旨として一人一人の健康管理に役立てていただきたいということがあるので、私どもとしては一人でも多くの県民の皆様にご回答いただくよう継続して努力する。

簡易版によって回収された回答から、これまでと違ったような傾向、あるいは比較的高いというような被ばくの結果はあったか

→従来の詳細版での線量の値と簡易版での線量の値というのはだいたい同じ程度である。

報告書内 4 実効線量推計結果の評価「これまでの疫学調査により100mSv以下での明らかな健康への影響は確認されていない」という表現は適切ではないのではないか。

→(座長)この件については、今までも何度か話題に出ており、さまざまな意見がある。
まだ、検討委員会にて、具体的な文言の変更については議論したことが無い。今後、少し時間をとって、この疫学調査との関係や、この検討委員会としてどういうふうに、最終的に評価するのかについてはしっかりと議論したい。