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尿検査で塩分摂取量が分かる?

高血圧とは、食塩の摂りすぎによる体液(血液や細胞の中の水分など)量の増加、あるいは、血管の抵抗が高くなるために、血管を押す圧力(血圧)が高まった状態です。福島県は、日本の中でも1日の塩分摂取量が多い県です。血圧を下げるには、まず摂りすぎている塩分を減らすことが重要です。塩分を減らすには、どのくらい塩分を摂っているのかを知る必要があります。

1日どのくらい食塩を摂っているのかを知ることは、高血圧を治療する上でとても大切です。食べているものから直接食塩摂取量を測ることはなかなか難しいですが、汗をあまりかかない場合には、1日に摂取した食塩量と尿に排泄された食塩量はほぼ同じなので、尿に排泄される食塩の量を測定することで、どのくらい食塩をとっているかが推計できます。

尿のナトリウムを測定する方法

一番正確なのは1日分の全ての尿をためて、その中の食塩量を測定し、1日の食塩摂取量を計測することですが、実際には、1日分の尿を測る検査は大変です。そこで、1回の尿検査で推測できないか研究した結果、朝起きて2回目の尿を調べることで、食塩摂取量を推計できることがわかりました。尿の中のナトリウムとクレアチニンという物質を測定し、計算式(注:エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2013(腎臓病学会))に当てはめると塩分摂取量が推定できます。

市町村によっては、健康診断で尿中塩分量の測定を行っているところもあります。また高血圧の患者さんは、担当の先生の判断により外来で検査できる場合もありますので、ご自身の塩分摂取量を確認し、血圧管理にお役立てください。

福島県の食塩摂取量ランキング

福島県の食塩摂取量ランキング

福島県民の塩分摂取量は、全国平均に比べて多い傾向にあります。成人の塩分摂取量の目標値は、男性1日8g未満、女性1日7g未満、高血圧の方は1日6g未満です。