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妊産婦に関する調査


これまでの検査で何が分かったのですか。

先行検査で見つかった甲状腺がんは、「総合的に判断して、放射線の影響とは考えにくい」とされています。

チェルノブイリ原発事故では、事故当時5歳以下の子どもの甲状腺がんの発症が他の年齢より多く見つかっています。一方、福島では、見つかっている年齢の傾向が異なります。福島県県民健康調査検討委員会の「中間取りまとめ」(平成28年3月発表)では、甲状腺検査の先行検査で見つかった甲状腺がんは、「総合的に判断して、放射線の影響とは考えにくい」とされています。

この評価は、主に以下の理由によるものです。

  • 被ばく線量がチェルノブイリ事故と比べて総じて小さいこと
  • 被ばくから発見までの期間がおおむね1年から4年と短いこと
  • 事故当時5歳以下からの発見はないこと
  • 地域別の発見率に大きな差がないこと

福島の場合、線量が低く調査などで放射線の影響を検出できるレベルではないと専門機関により予測されていますが、万一の事象が起こらないかどうかを確かめることを補完する観点からも、予断なく検査を実施してまいります。

症状のない方に対する甲状腺検査は、治療が必要な甲状腺がんの早期発見などが見込める一方で、その検査がなければ生涯にわたって気づくことなく、症状が現れずに過ごしたかもしれない甲状腺がんを見つける可能性なども指摘されています。検査について受診者に丁寧に説明する機会を作るよう努めるとともに、検査を受診しようとお考えになった方が、受診しやすい環境の整備、こころのケアや結果説明の充実などに引き続き取り組んでまいります。