甲状腺とは
甲状腺はのどぼとけの下にある小さな臓器です。重さは10g～20gほどでいちご１個分とほぼ同じです。食べ物などに含まれる栄養素のひとつの「ヨウ素」を集めて甲状腺ホルモンを作る働きをしています。「ヨウ素」は昆布やひじき、海苔などの海の食べ物に多く含まれています。
甲状腺ホルモンとは
甲状腺の中で作られる甲状腺ホルモンは、成長や発達を促すとともに、体の臓器を活発に働かせるための大事な役割をしています。
主な働きは次のとおりです。
- 脳神経の作用を活発にする
- 熱を産生したり、汗をかかせる
- 心臓を早く強く動かす
- 骨の成長を促進する
- 筋肉を活発に動かす
- 胃や腸を活発に動かす
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福島県立医科大学 放射線医学県民健康管理センター
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