これまでの甲状腺検査でわかったこと
先行検査から本格検査(検査4回目)までの結果から
甲状腺検査の結果については、福島県が適切な評価を行っていくために設置している「県民健康調査」検討委員会「甲状腺検査評価部会」において、詳細な解析が行われています。
この度、「甲状腺検査評価部会」において、平成23年度から平成31(令和元)年度に実施した先行検査(検査1回目)から本格検査(検査4回目)の結果についての見解がまとめられ、「先行検査から検査4回目までにおいて、甲状腺がんと放射線被ばくの間の関連は認められない」と評価されました。
一方で、今後の検査については、「低線量被ばくによる影響が遅れて現れる可能性も考慮し、原発事故当時乳幼児であった世代の状況を引き続き見守る必要がある」との見解も示されました。
なお、これらの見解は「県民健康調査」検討委員会注に報告されました。
注:福島県が実施している「県民健康調査」について、専門的な見地からの助言等を得るために有識者により構成される委員会
出典:第49回「県民健康調査」検討委員会(令和5年11月24日) 資料3-2
甲状腺への放射線の影響をみるには長い期間経過を見守る必要があります。そのため、希望者に対する甲状腺検査を長期にわたって実施し、今後も福島県の子どもたちの健康を見守ってまいります。
検査結果まとめ(令和6年3月31日現在)
検討委員会資料
「県民健康調査」検討委員会で報告された、これまでの「甲状腺検査」の結果に関する資料をご覧いただけます。
第53回福島県「県民健康調査」検討委員会(令和6年11月12日開催)
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「甲状腺検査」当日配布資料
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「甲状腺検査」当日配布資料
- ※「甲状腺検査」について報告があった直近の検討委員会での配布資料です。これより前の資料は、過去の検討委員会資料よりご覧ください。
甲状腺検査の受診結果は、皆さまお一人お一人あてに通知書の郵送にて、お知らせいたします。
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