二次検査の内容は下記の通りです。検査当日は係の者より検査の流れを説明します。
- 問診・診察
医師が問診をし、一次検査の結果についてもご説明します。 - 精密な超音波検査
高性能な超音波機器を用いて甲状腺の状態を詳しく調べます。一次検査からの変化なども重要な検査項目になります。 - 尿検査
ヨウ素(放射性ではない栄養素)の摂取不足や過剰摂取による甲状腺の腫れや甲状腺機能異常の報告があるため、食事からのヨウ素摂取について調べます(尿中ヨウ素)。 - 血液検査
採血を行い、甲状腺に関連する項目を調べます。
検査項目 説明 FT3
(遊離トリヨードサイロニン)甲状腺の機能が正常に働いているかを調べます。 FT4
(遊離サイロキシン)TSH
(甲状腺刺激ホルモン)Tg
(サイログロブリン)甲状腺に腫瘍(しゅよう)などの変化があるかどうかの参考になります。 抗Tg抗体
(抗サイログロブリン抗体)橋本病(甲状腺機能の低下や甲状腺の腫れ・しこりなどをきたしやすい病気)があるかどうか、あるいはなりやすい体質かどうかを調べる検査です。 抗TPO抗体
(抗甲状腺ペタルオキシターゼ抗体)
後日、医師が検査の結果を説明いたします。
検査の結果、結節の状態により医師が必要と判断した方には、穿刺吸引細胞診(せんしきゅういんさいぼうしん)を行う場合があります。
お問い合わせ
福島県立医科大学 放射線医学県民健康管理センター
〒960-1295 福島県福島市光が丘1番地
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